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誰でも!簡単に!似顔絵を描く方法 リアルテイスト編

「デザイナーから教わる 誰でも!簡単に!似顔絵を描く方法 デフォルメテイスト編」の第二弾!今回はリアルテイストで描く似顔絵の描き方を紹介していきます。前回同様、テニテオで働くデザイナーの大場さんに描き方を教えてもらいます。この記事を読んで似顔絵を上達させましょう!

似顔絵を描く前に考えよう!
リアルテイストとは?

文字通り、実物に近いリアルな絵の画風をリアルテイストと言います。
複数の線で描く為、その人にそっくりな似顔絵になります。

〈 リアルテイストで描かれた似顔絵 〉

【リアルテイストで描く際に使用すると良い画材】

左から
①練り消しゴム
②鉛筆 描く人の筆圧によりますが、オススメはB
③色鉛筆 オススメはFABER-CASTELL
④水彩絵の具 オススメは固形水彩絵の具と水筆ペン (※水筆ペンとは筆ペンの本来墨が入っている部分に水を入れて使用するペンのことで、筆先に絵の具をつけて使用します。)
③と④はどちらか一方でOK

どんな写真を見て描くと上手く描けるの?

角度や表情が異なる写真を数枚用意しましょう。
写真をよく見て忠実に描くことでリアルな似顔絵が描けます。

では、実際に描いてみましょう!

似顔絵講座の受講者はテニテオ社員の服部さんと、この記事を読んでいる皆さんです。
大場先生と服部さんがこの講座で描く相手はテニテオ社員の熊野さんです。

鉄腕アトムのような髪型や大きな瞳がどう描かれるか楽しみですね。
似顔絵講座スタートです!

 

1.特徴を探す

写真をよく見て観察しましょう。あなたが描く人の輪郭やパーツはどのような形ですか?大きさは?描く前に細かく観察することで似顔絵が描きやすくなります。

 

2.顔全体のアタリを取る
(アタリとは…バランスを決める際、目安になる点や線のこと)

輪郭を丸で描き、目の高さに横線を引き、鼻が通っているところに縦線を引きましょう。
正面を向いた顔よりも斜めを向いた顔の方が、簡単かつ上手く描けます。
左のアタリのように、横線が上向きのアーチの場合は、上を向いている顔が描けます。
右のアタリのように、横線が下向きのアーチの場合は、下を向いている顔が描けます。

今回、大場先生は左上を向いている顔、服部さんは左下を向いている顔を描きます。
皆さんは上か下どちらを向いている似顔絵を描きますか?両方描いてみてもいいかもしれません。

 

3.顎を三角で描く

顔の向きをイメージしながら、顎となる逆三角形を描いてみましょう。
シュッとした顎や丸みをおびた顎など人によって様々です。
写真をよく見て描きましょう。

 

4.耳を描く

斜めを向いている顔を描いている人は、上の絵のように耳を描く位置に縦線を引いてみましょう。先ほど描いた丸を球体だと思い込むことで描きやすくなります。

その縦線と2で描いた横線が交わるところに耳を描きましょう。
正面を向いている顔を描いている人は、アタリの横線と輪郭の丸が交わるところに耳を描きましょう。

少々苦戦していましたが、服部さんも耳まで描けたようです。皆さんは上手く描けましたか?

 

5.首を描く

次に首を描いていきましょう。描いてみておかしいと思ったら練り消しゴムで消してまた描き直せばOKです。しっくりくる位置や太さを見つけましょう。


6.目、鼻、口のアタリを薄く取る

目と目の離れ具合や口と鼻の距離感を意識しながら、目と鼻と口を丸や三角で描きましょう。
目はたれ目か、つり目か。鼻は丸みをおびているか、尖っているか。口の大きさは?など写真をよく見てその形に近い丸や三角を描くと、この後パーツをしっかり描く際に上手くいきます。

服部さんもパーツのアタリまで描くことができました。


7.顔のパーツを描く

顔のパーツである目、眉毛、鼻、口を描いていきましょう。
目は6で描いたアタリをなぞって形を整えます。その後、眉毛を描きましょう。

熊野さんの場合、目がキラキラ輝いているため、ハイライトとなる白い光を入れます。
眉毛は凛々しいので、濃くしっかり描いていきます。その後、鼻と口を描いていきましょう。
熊野さんは口が大きいので思い切って長く描きます。皆さんが描く人はどんな鼻と口ですか?
特徴を捉えて描いてみましょう。


8.髪型を描く

まずは前髪を描きます。
分け目がある人は分け目から流れるように描いていきましょう。

前髪が描けたらつむじの位置を確認し、そこから髪の毛を描いていきます。
毛の流れがわかるくらい髪の毛を生やしていきましょう。

 

9.アタリを消す

余計な線を練り消しゴムでトントンと叩いて消していきましょう。

 

10.ペン入れをする

好きなところからペンでなぞっていきましょう。
一本の線で描いてもよいですし、数本の線で描いてもよいです。
髪の中は最後にえんぴつで描くため、ペンでは描かないようにしましょう。


ペン入れをする服部さん

 

11.下絵を消す

ペン入れが出来たら、下絵を消してすっきりさせましょう。インクが滲まないように完全に乾いてから消しましょう。下絵を消すことで整った絵となり、完成に近づきます。

 

12.髪の中を埋める(必要に応じて)

えんぴつで髪の毛を描いていきます。つむじから流れに添って何度も線を引きましょう。
髪の色が黒でない場合は描かないほうが似ている似顔絵になります。


髪の毛を描く服部さん

 

ついにリアルテイストの似顔絵完成!!!

もう一度、熊野さんの顔を見てみましょう。

大場先生と服部さんが描いた似顔絵を見るのが楽しみですね。

では、完成した似顔絵をお見せしましょう!!!
大場先生が描いた似顔絵がこちらです。

左には凛々しい表情の熊野さんが描かれています。とてもかっこいいですね。
ふわっとした髪型や、パーツの大きさ、バランスなどが忠実に表現されていますね。

次は、服部さんが描いたリアルテイストの熊野さんです。

眉毛と目が濃くしっかり描かれていますね。熊野さんの特徴である目力がきちんと表現されています。

熊野さんと似顔絵、ついにご対面です。
テニテオ社内でも、「本当に似てるね!」と言われていました。

皆さんは上手く描けましたか?
特徴を捉えたリアルな絵が描けたのではないでしょうか。

おさらいしてみましょう!

似顔絵の描き方を覚えるために、この記事の内容を一緒に振り返りましょう!

1.特徴を探す
2.顔全体のアタリを取る
3.顎を三角で描く
4.耳を描く
5.首を描く
6.目、鼻、口のアタリを薄く取る
7.顔のパーツを描く
8.髪型を描く
9.アタリを消す
10.ペン入れをする
11.下絵を消す
12.髪の中を埋める(必要に応じて)

これで皆さんは似顔絵マスターです。
家族や友人、恋人の似顔絵を描き、日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントされてみてはいかがでしょうか。

TEXT by

近藤美保